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窪田畜産のモーモー日誌

皆さんこんにちは

株式会社窪田畜産の更新担当の中西です

肉牛はどう育つ?~生まれてから出荷までのステップ~

前回は「肉牛の畜産とは何か?」という基本のお話をしましたが、今回はもう少し踏み込んで、肉牛がどうやって育っていくのかをお伝えします🐄✨

スーパーで見かける牛肉。その一枚一枚には、私たち畜産農家と牛との毎日の積み重ねがあります。牛たちは生まれてから出荷されるまで、いくつかのステップを経て成長していきます。それが「繁殖期」「哺育期」「育成期」「肥育期」の4段階です。


🍼1. 繁殖期~新しい命の誕生~

まずは子牛が生まれるところからスタート。母牛のおなかの中で約280日(人間とほぼ同じ!)過ごし、無事に出産されます。

生まれたての子牛はとてもデリケート。体温の管理やへそのケアなどを丁寧に行いながら、母乳や代用乳を与えて育てていきます。初乳(出産後すぐの母乳)には免疫成分がたっぷり含まれていて、この時期に飲むことが健康な成長のカギとなるんです💡


🐮2. 哺育期~胃と体を育てる大事な期間~

生後1~2か月ほどは、まだまだ赤ちゃん。母乳に加えて、少しずつ「スターター飼料」と呼ばれる固形の餌を与えて、胃袋の成長を促していきます。

牛には4つの胃があるってご存じでしたか?哺育期では特に「ルーメン(第一胃)」がしっかり発達するように、栄養バランスの取れた餌を工夫して与えます🌿

この時期に体調を崩すと、将来の成長にも影響が出てしまうので、温度管理や衛生面に特に気を配っています。


🍽️3. 育成期~骨格と筋肉の基礎を作る時期~

子牛が元気に成長してくると、いよいよ「育成期」へ。ここからは少しずつ“牛らしい”体つきになっていきます。

この時期には、筋肉や骨格の基礎を作るために、タンパク質を多く含んだ餌やミネラル類をしっかりと与えます。また、運動スペースを確保して、のびのびと健康に育つ環境を整えることも大切です🐾

特に病気やケガに注意しながら、牛たちがストレスなく育てられるように、丁寧な観察とケアを続けています。


🍚4. 肥育期~おいしい牛肉になる最終ステージ~

そして最後は「肥育期」。この時期は、出荷に向けて肉質や脂の入り具合(霜降り)を整えるための特別な期間です。

高カロリーな飼料を中心に、牛一頭一頭の体調や体格に合わせた栄養管理を行います。急激な太らせ方は体に負担がかかるため、じっくりと時間をかけて育てていくのがポイントです⏳

この肥育期こそが、味わい深くジューシーなお肉になるかどうかを決める、大切な仕上げの工程。私たちの腕の見せどころでもあります。


🌟まとめ:牛の一生に寄り添って

肉牛の成長は、ただ大きくなればいいというものではありません。
生まれたその日から、毎日の食事、環境、体調の変化を細かく見守り、最適なケアを行うことで、おいしくて安全な牛肉が生まれるのです。

牛たちの命を大切に、そして責任を持って育てる。
それが、私たち畜産農家の誇りです✨